サラリーマン農家のblog

農業法人に勤める人のブログです

副業としての農業について

こんばんは。

まーくんです。

 

本当に少しだけですが、閲覧数が増えてきてテンション上がりました!!

 

最近、さぼり気味だったのですが、また頑張ろうと思います。

 

今日は兼業農家(副業としての農業)について書きたいと思います。

 

私は農業法人の社員なので、おそらく専業農家に入るのだと思いますが、日本の農家の過半数兼業農家だったりします。

 

なんでこんなに多いかというと、「専業で食っていくのは大変だし難しいが、副業としてお小遣い稼ぎ感覚でやるにはちょうどいいから。」だと最近分かってきました。

 

具体的に書くと、専業農家として年収500万稼ぐって結構難しいです。

年収500万とすると、作るものにもよりますが、売上で1000万くらいは必要になってくるかと思います。

 

ここでは大根で例えると、大根の出荷単価を100円/本とします(時期や出荷先によって変わりますが)。

1000万分の野菜を作ろうと思うと10万大根を収穫しなければなりません。

1日500本なら一人でもできます。頑張れば1000本やれるかな。

収穫して洗浄しなければならないですし、500本となれば当然、結構重いです。

それを100日~200日続けるとなると、まあ、大変ですよね。

また、10万本収穫しようとしたら畑も春夏と秋冬で2回転させるとしても1haは必用で、それくらいの広さとなると、トラクターなどの機械も必要になってきます。

春だとマルチを張る作業があったり、種まきも結構重労働です。機械化するのも手ですが、機械をかえば当然お金がかかります。

 

で、露地だと天候に左右されるため、できない時は12万本植えたとしても8万本しか取れない時なんかもありますし、出荷先が増えればそれだけ出荷の作業が煩雑になります。人を雇えばその分売り上げを増やさなきゃいけないし、まあ、大変なんです笑。

 

しかし、副業として5千本くらい出荷して50万くらいの売上、30万くらいの手取りであれば出来そうじゃないですか。5千本なら10aあればいいので、畑にもよりますが、20万くらいの管理機と大根を運ぶ軽トラ、大根を洗う機械と洗った大根を置いて置けるちょっとしたスペースがあればできます。頑張れば100万くらいまでの手取りは可能だと思います。

主業で年収300万でも副業で100万+自分の食べる野菜を作ることでの食費削減。あと奥さんが150万稼いでくれれば一応、世帯年収の平均くらいにはなります。

そこまで頑張らなくとも、家族や友人と遊び半分で農作業やって飲み代とつまみを稼ぐでもいいんじゃないでしょうか。

 

なんかこんなこと書いてたら、本気でこの生活の方が良さそうだなあと思いました笑

 

今回は以上です。

よろしければ、また読んでやってください。