サラリーマン農家のblog

農業法人に勤める人のブログです

夏の農作業について

こんばんは。

まー君です。

 

梅雨も明ければいよいよ夏本番。

最高気温35度を超えるような中での農作業はかなりハードになります。

雑草の伸びが早かったり、夏野菜の収穫だったり、秋冬野菜の準備・作付だったりで作業の量も多いので、多くの野菜農家さんは一番忙し時期になるのではないかと思います。

今回はそんな夏の時期の農作業でもできるだけ負荷なくやるための私なりのやり方をお伝えしたいと思います。

①暑い時間帯は極力畑に出ない

いきなり何言ってんだとなるかもしれないですが、暑いときは外に出ない。これが一番重要ではないかと思います。野菜自体も暑い時間帯に収穫すると直ぐに痛むので、いいことありません。

じゃあ何するんだといえば、室内でできる事務作業、野菜の袋詰めなどの作業や出荷業務、掃除、機械の点検などです。また、朝を早くする代わりに昼休みを長くするのも有効です。幸い、日も長いので夜も19時位までは明るく、作業可能です。職場と家が近いので、昼休みは家に帰ってシャワー浴びて、昼食食べて、クーラー浴びて昼寝しています。

②朝早めに作業する。

収穫する野菜がある場合、基本的には朝早い時間に収穫作業をすべきです。暑い中の収穫は人も野菜も消耗し、いいことありません。時間は収朝10時をリミットに収穫作業が終わる時間を逆算して考えたらいいと思います。

私の農場だと夏場に出荷するものはそれほど多くないので

7時出勤→収穫作業→除草などの管理作業→10時袋詰め、出荷業務、デスクワーク→12時昼休み→14時作業開始→18~19時作業完了

みたいな感じです。

 

③動きやすい服を着る

暑いときは着るものも重要になります。

私の場合大体、ぴちぴちになる長袖シャツ+半袖ポロシャツ+カーゴパンツです。

まあ、若い農家さんはこのスタイルが多い気がするので、あまり参考にならないかもしれませんが。

安いので良ければ靴下・パンツ合わせて5千円くらいに収まるんじゃないでしょうか。

昼に帰ってシャワー浴びて着替えると1日2組必要なので、安いものを着まわす感じです。

長袖の方が安全上いいのと、日差しが直に肌に当たらない方がいくらか楽なのと、泥汚れが少なくなるので、そうしています。

朝の比較的涼しい時間は朝露で服が濡れることが多々あるので、ヤッケを着たりもします。暑くなったら脱ぎます。

あと、土のコンディションがよければ長靴より足袋の方がずっと快適です。ただ、足袋は雨などで土がぬかるむと動きづらくなるので、その辺りちょっと面倒なので今ははかなくなってしまいました。

 

④ちょっとした楽しみを作る

農作業は単調なことが多いので、長時間やっていると飽きてきます。暑い中やっていると結構しんどいので、気を紛らわすためにもラジオを聴くのも良いように思います。私の場合、元高校球児なので夏の甲子園を聴くことで俺も頑張ろうと思えます(笑)

あと、昼休み中の昼寝→アイス+カフェオレで癒されるのも嬉しい時間です。

作業時間も長くなりがちなので、毎日どこかしらで自分にとって幸せな時間を作ると踏ん張りがきくように思います。

 

⑤その他

暑いとやはり水分をとることが多くなります。自動販売機は暑い中さぎょうしていると強烈な誘惑なのですが、毎日買っていると思いのほか財布に響きます。なので、極力手を出さないことをお勧めします。疲れがたまってもうしんどい、これは無理だと思った時の最後の切り札にしています(笑)

食事は3食ちゃんと食べます。私の場合、高校の時に夏場でも頑張って食べていたのが役に立っています。やっぱりちゃんと食べて寝れれば夏バテしないです。朝も早めなので、早く寝るのも大事です。私は22時台には寝るようにしてます。まあ、なんとも健康的な生活してますね(笑)

 

以上です。

何かしら役に立てれば幸いです。