サラリーマン農家のblog

農業法人に勤める人のブログです

暖かくなってきました

こんばんは。

まーくんです。日の出も早くなり、朝起きるのが早くなってきました。太陽に合わせて生活するって本当に身体に良いなって感じます!

 

暖かくなってきましたね。

今日は春に作付する野菜のことについて書きます。

多くの作物がこれから作付の時期になるのですが、早すぎると寒くて育たないということがあります。

なので、そこを外さずに作付することが重要になってきます。ただ、この前のブログにも書いたように皆が出来るときには安くなるので、出来るだけ高く売れるようにしたい。もしくは、茄子のような暖かいのが好きな果菜類であれば長い期間収穫出来るように、早く作付することが技術として必要になってきます。

そこで出てくるのが育苗やマルチ(もしくはビニールハウス)を使った栽培です。

苗は苗半作(苗の出来が野菜の出来の半分を占める)というほど重要な部分だったりします。苗はセルトレーと呼ばれるものの中で育てるので、人の手による部分が多く、特に水の管理が重要となります。

セオリーとしては次の日に土が乾くが、作物が死なないくらい程度の灌水が良いと言われてます。そうすることで作物の根がしつかりとはり、丈夫な苗になると言われています。

やってみると分かるのですが、ついつい水をやりすぎて徒長してしまうんですよね。なので、結構技術力の差が出ます。

あと、ビニールハウスやマルチの栽培ですが、ビニールハウスでやれるならやった方が良いのですが、やはりビニールハウスの投資はそれなりにするので、その辺りは経営判断となります。

マルチは機械があれば、一人でもやれますが、意外と重労働です。今私もやってますが、一日一人でやるとぐったりします。

なので、パートさんに手伝ってもらうことが多いです。強風で剥がれることもあるので、張りナオス作業とか、面倒だったりしますが、張ることで初期生育に明らかな差が出ますし、雑草の予防にもなるので、やっぱりやった方が良いですね。

1,2月だとトンネルというビニールを被覆して栽培することで、より早く収穫するという栽培方法もあるのですが、マルチ以上に難しいので今のところうちではやっていません。

 

今回は以上です。

良かったらまた読んでください!