野菜が安い
こんばんは。
まーくんです。
3月以降、暖かくなった影響で野菜がとれだし、価格がかなり安くなって来ました。
しばらくは野菜安くなりそう。
— サラリーマン農家 (@farmsalaryman) 2018年4月13日
野菜 潤沢入荷で急落 過去5年比16%安 日農平均4月上旬 https://t.co/Alj8KoSJdR
1,2月の高かった野菜が嘘のようです。
ただ、まだ野菜が高いと思ってる人が多いようで野菜の消費量は増えていないようです。
そこで、ここでは野菜の相場の読み方を考えたいと思います。
当たり前ですが、野菜は直ぐに出来ません。種をまいてから収穫まで早いもので1から2ヶ月、遅いものだと半年以上かかります。
その為、天候不順による影響は大抵1から2ヶ月後くらいから出始めます。
1,2月の野菜高騰の最大の原因は昨年10月中旬の台風による影響が大きかったです。例年よりも遅い時期の台風でした。
9月の台風であれば、被害を受けても種をまき直せば野菜が出来るのですが、10月以降だと気温も下がってきており、作れない野菜が増えて来ます。
それでも一か八か種をまいた人も多いのですが、今年の冬は非常に寒かったため、結局収穫できるサイズにならず、その結果野菜が高騰しました。
3月以降は気温が高めになり、その結果野菜の生育が早くなり、今では野菜が余っているという状況になりました。
普段は冬作らない人も前作失敗したのを挽回するために作ったから、いつもより野菜が多くなっているんじゃないかと思います。
この状況は6月くらいまで続くんじゃないかと思います(天候次第ですが)。7月くらいになると大半の野菜は暑くて作れなくなってきます。
そうなると重要になるのが寒冷地(北海道、東北、長野など)の天候になります。梅雨明けが遅いとか、冷夏とか、日照不足などあるとこの地域の野菜の出来が悪くなり、野菜が高騰する可能性があります。逆に天気が良ければ長野のレタスとかは産地で廃棄しなければならないほど安くなります。
10月くらいになると大半の場所で野菜の収穫が出来るようになります。実りの秋ですね。
この時期は夏場の天候に左右されます。
こうやって考えると、農業って非常にギャンブル的な要素が強いと感じます。
天災の多い地域の農耕民族である日本人がギャンブルにはまりやすいのは天候に左右されてきたDNA の名残なのかもしれません。
勿論、そんななかでも安定して栽培できる技術力があれば、稼げるようになります。農家の理想像ですね。
最近は植物工場なんかも出来てます。高騰するときは良いんですが、天候がよくて普通に出来たときにやはり価格で敵わない。自然任せが結局は一番安上がりなんですよね。
今回は以上です。
よろしければ、また読んでやってください。