農業で生産性を上げるには
おはようございます。
まーくんです。
更新遅くなり、申し訳ありません。
今回は農業で生産性を上げるにはどうしたらいいのか。
について書きたいと思います。
始めに、生産性って何かなんですが
生産性(せいさんせい、Productivity)とは、経済学で生産活動に対する生産要素(労働・資本など)の寄与度、あるいは、資源から付加価値を産み出す際の効率の程度のことを指す。
一定の資源からどれだけ多くの付加価値を産み出せるかという測定法と、一定の付加価値をどれだけ少ない資源で産み出せるかという測定法がある。
とあります。
最近は機械化、AIの活用、大規模化など農業においても色々と言われております。それらも勿論生産性を上がる要因なのですが、投資に見あった回収が出来ているのかはちゃんと検証が必要です。
正直、昨今の農業のスマート化は投資が見会うのか微妙な部分があります。何故かというと、農作物の価格が安いから。自然任せで作ることが一番コストはかからないからです。自然任せであることはリスクでもあります。しかしながら、農作物の価格はそのリスクも想定された単価にはならず、市況に左右されるのが農業の現状であります。
大規模化すれば生産性が上がるとも言われますが、米などと穀類は該当しますが、野菜だとその分手間も増え、それほどのスケールメリットは出ないんじゃないか?と思っています。
では、生産性を上げる一番の方法は何か。
私なりの答えは良いものをちゃんと作る。
これに限ります。
まあ、言うのは簡単ですが、実際やるのは大変なんですけどね(^-^;
でも、農業で一番生産性を上げる方法は何だかんだで良いものをちゃんと作る努力をすること。その手段として機械などの投資をする。こういった流れだと思います。機械の投資をすれば生産性が上がるだと、農業は上手くいかないケースが多く、企業の農業法人は大抵そのパターンで失敗。撤退しています。
農業において良いものを作るとは畑にある農作物がサイズの揃っていて状態も良いことが理想です。
なぜ生産性が上がるのか書くと
- 良いものが出来れば出荷の際に余計に収穫しなくてすむ→物が悪いと出荷の必要量よりも多めに収穫する。場合によっては箱詰めしてみたら出荷に必要な数にならず、また取りに行くことも。
- 箱詰め作業の際、サイズが揃っていれば同じ箱にサクサク入れることができる→ここが一番時間がかかるところ。サイズが揃わないと当然時間がかかる
- 出荷先にもよるが、品質が評価されれば単価アップにも繋がり、結果生産性向上となる→物がちゃんと作れない。揃えれないと価格決定権を握れない。
- 狙った量作れるのであれば、必要以上に作付しなくて良い→物がちゃんと作れないと出荷量確保のために多めに作付する。そうすれば作付作業、管理作業の手間が増える。
- 農作物の状態が良いと作業する人のモチベーションも上がりやすい→状態が悪いと作業大変になるのとやるせない気持ちでモチベーション上がりにくい(これは私の肌感覚なのですが)
以上の理由が上げられます。
繰り返しますが、言うのは簡単ですが、実際やるのは大変難しいです。
ですが、農業の原理原則としてまず何よりも良いものを作る。
自分への戒めもこめ、今回書かせていただきました。