サラリーマン農家のblog

農業法人に勤める人のブログです

作業が遅れる原因

お早うございます。

まーくんです。

 

農作業にはこの時期にこれをやらねばならんという作業が数多くあります。

一番は作付の作業です。これが遅れたら基本、取り返しがつきません。

他の作業も適期があり、それを守ることが結果作物の品質向上、反収向上、所得向上に繋がります。

 

しかしながら、作業が思い通りにいかず、作業が遅れるってことは農業あるあると言っても良いくらい多いです。

 

なので、作業が遅れる要因と対策について書きたいと思います。

 

①作業の適期を知らない、間違えている

農業をはじめたばかりの方や農業をやってても初めて作るものだと基本、これで作業が遅れ、失敗します。

そうならないように作付前からちゃんと調べ、種や資材を用意しておく必要があります。

 

②他の作業、用事があって遅れる

これが一番多いパターンだと思います。

複数の品目を作っていれば他の品目との作業が重なり、作業が遅れる。単一でも規模が大きければ作業のボリュームが大きいので、作業が遅れる。

また、地域の行事とか私の場合は会社の都合などで農作業以外にしなければならないことがあり、作業やりたくてもできない。

こういうケースは農業やっている方なら誰しもが当てはまるんじゃないでしょうか?

この場合

  1. 計画時に忙しい時期を特定する
  2. 早めにやれることは早めにやっておく
  3. 業務委託、派遣など、ピンポイントで頼めるところに依頼する(これも急に言ってもすぐには出来ないので、あらかじめお願いしておく)。
  4. 場合によっては品目、作付量を減らす

など、対策を取ることで対応します。

大事なのは忙しくなってからでは取り返しがつかないので、その前に対策を取ることです。

 

③天候が崩れ、作業できない

これも農業やっていれば良くあることです。

雨がまとまって降ると場所によっては数日機械が畑に入れなくなってしまいます。

これに関しては機械作業はやれるときに前倒しでやるしかありません。

今日はいいか!が次の日雨で取り返しがつかなくなることがあるので、要注意です。

 

④機械が壊れる、資材が足りない

作業しようと思っても道具がなくて作業できない。私もたまにやらかしてしまいます。

そうならないようにも、機会の整備、資材の早めの発注が必要です。

 

⑤人が足りない

農業はだいたい作付と収穫の時期が忙しいのですが、他の時期はそれほど作業がないので人を雇っても遊ばせてしまうことがあります。ただ、逆に遊ばないように作付を増やすと今度は忙しい時期がより忙しくなります。このバランスに悩む方も多いのではないでしょうか?私もですが(笑)

私は作物に人を合わせるが正しいと思っているので、忙しい時期にピンポイントで来てくれる人をどれだけ確保出来るか?あるいは、機械化出来るなら機械化して作業効率を高める。どちらかが良いのではないかと思います。

 

以上です。

大半、私も該当してます(笑)

 

こうやって書き出すと、やはり事前の準備が大事だと言うことがわかります。

農閑期(暇な時期)にどれだけ準備出来るかが鍵になります。農閑期は体は休めても頭の中はしっかりと回転させ、農繁期(忙しい時期)に備える。このサイクルが安定すると作業も安定し、収益も安定するんだと思います。

私もまだまだですが、頑張ります。