サラリーマン農家のblog

農業法人に勤める人のブログです

農業法人のメリットデメリット

初めまして。まーくんです。

農業法人に勤めています。

おそらく、農業法人に勤めている人って少ないと思うので、その辺りのことについて自分の考えを発信できればと思います。あと、雑談も。

 

今回は農業法人に勤めることのメリットデメリットについて私の考えを書きたいと思います。

まず、表にしてみました。

 

メリット デメリット
収入が安定する 収益が出た時も収入は一緒
休日がある 不定休(時期によっては休めない)
作業を全部一人でやらなくていい 自分の裁量だけで仕事ができない
投資など比較的しやすい デスクワーク多い
規模の大きなことに取り組める  
   

 

一番気になる収入ですが、新規就農にせよ、農業法人にせよはっきり言って初めは基本低いです泣。

法人の方が給与が安定していますが、今は新規就農すると5年間補助金が出るので、この辺りはほとんど差がないといえそうです。

法人だとちゃんと給料が上がるところを選ぶのがポイントになるかと思います。

一度上がるとそうそうは下がらないので、私はその辺り法人の方が良いと考えています。ちなみに、私の年収は2017年は350万くらいでした(多分、法人の中では良い方だと思います)。

多分、夫婦で500万くらいの収入が一般的な農家の目安ではないかと思うので、一人当たりで考えれば私の収入はまあまあ良い方だと思います。

 

労働環境に関して端的に言えば忙しくても少しは休め、暇でも少しは働かなければならないのがサラリーマン農家だと思います。

基本的に法人でやっていれば規模が大きいので従業員が何人かいます。そのため、シフトを作って休みをとれるようにすることができるのが法人に勤めるメリットだと思います。

ただ、逆に雨の日でも勤務の日は出勤する必要があったりします。あと、会社なので報告書などのデスクワークは意外とあり、パートさんや外部の人と接する機会も新規就農の場合よりは多いと思うのでコミュニケーション能力も必要になってくるかと思います。

法人だと自分でシフトを組めるようにできるポジションになれる会社を選ぶのがポイントですね。

私は自分でシフト組める立場になったので、そうなると仕事のストレスも少なくていいですね。本当に。

 

あと、サラリーマン農家最大のデメリットは自分の意志ではなく会社の意向に沿ってやらねばならないことが多くなることです。逆に言えば、自分で全部やるのは非常に大変なので、その辺りを会社がやってくれるというのは負担軽減とも考えられます。

法人にもよると思いますが、私の法人だと農業以外の部門もあるため、農業以外のことに関してもいくらか知識を増やせ、視野もいくらか広がるのはメリットではないかと思います。

 

今回は以上になります。参考になったでしょうか。

次は農業法人の選び方について書きたいと思います。