サラリーマン農家のblog

農業法人に勤める人のブログです

農業法人の選び方

こんにちはまーくんです。

今回は農業法人の選び方について書きたいと思います。

 

現在、農業法人の数は増えており、農水省の資料によると販売目的の法人経営体数は2015年で約19000経営体とのことです。ちなみに、その資料によると農業で常雇い数は22万人らしいです。

会社といってもピンキリであり、農業は労働時間、休日、休憩、割増賃金など、労働基準法の適用外となる部分があるため就職を考える際は注意が必要です。

 

私は今いる農業法人しか勤めたことがないのですが、私が就職する際に気をつけたこと。就職した今気をつけた方がいいことをお伝えできればと思います。

 

まず、農業法人の探し方ですが、自分の住んでいる地域に限って探すのであればハローワークに行くのも良いかもしれません(良いかもというのは、私はやったことなくて、、、)ネットで探すのが王道だと思いますが、ネットだと情報が多すぎるので地元のハローワークで地元の情報だけ探すのも手だと思います。パートであれば縁故採用でもいいと思います。社員になるのであれば、縁故採用はこき使われる可能性もあるので、要注意かと思います。

次に、自分の住んでいない地域でもいいのであればやはり、ネットでまずは探すのが良いかと思います。

Indeed (インディード)

農業・酪農求人サイト|あぐりナビ

農業求人、林業漁業の求人サイト|第一次産業ネット

indeedハローワークの情報も入っているので一番情報量が多いと思います。

あと最近はあぐりナビや第一次産業ネットなどの農業専用の求人サイトもあるので、そちらも見てみると良いかと思います。

条件の中で注意してみたいのは

・会社の規模

・勤務地

・社保完備

・住宅、通勤手当の有無

・賞与、昇給の有無

・休日日数(多分、あんまりあてになりませんが)

上記当りではないでしょうか。

個人的にお勧めは他の業種から参入した企業の農業法人です。

最悪、農業が無理でも他の部門に異動できる可能性もありますし、他の業種の給与体系が基準なので、給与の水準も高めになる傾向があります。

まあ、その代り勤務時間がすごい長かったり、採用が厳しかったりする可能性もありますが、、、。

 

引っ越して就職しようと考えるのであれば、インターンなどで会社や地域の内情を知っておいた方が良いかもしれません。大抵田舎暮らしになると思うので、生活に困らないでやっていけるか把握するのは意外と重要です。

 

会社からすると採用したいのは

・若い(出来れば35まで。欲を言えば20代。40代の方でも会社によっては大丈夫かと思いますが、収入が下がるなどのデメリットもあると思うので、その覚悟は必要かもしれません。)

・体力がある

・最低限のコミュニケーション能力がある(ここが意外と大事)

MT車の運転ができる(最終的に重機を一通り乗ってもらいたいと考える人が多い)

・パソコンがある程度できる(結構事務作業あるので)

上記5点かと思います。

上記5点備えていればおそらくより取り見取りです。なので、農業で働くにしても就職先をいろいろ選べる新卒で農業法人に入社するのはもったいないかもしれません。

新卒の時にはちょっと背伸びした会社で経験とお金を溜め、20台後半にやりたい農業を始めるというスタンスで良いように思います。どうしても農業がやりたいという方は、新卒で農業法人に入ってももちろんいいのですが、農業が合わなかったという可能性もあるので、上記した農業に参入した会社に入社するのが良いかと思います。

 

参考になれば幸いです。