サラリーマン農家のblog

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野菜の種について

こんにちは。

まーくんです。

 

今日は野菜の種について書きたいと思います。

 

野菜の種は、かなり多くの種類があります。

大根だけでも、百種類以上はあると思います。

 

作付に適した時期、暑さ寒さへの抵抗性、味、病気への抵抗性など、様々な性質の種が基本的には複数の種苗会社から販売されてます。

価格もまちまちですが、広く普及しているものだと安くなる傾向があります。

 

また、種にコーティングするコート種子というものがあります。コートすることで機械を使った種まきができるようになり、作業性が向上します。また、コートする際に良い種を選別するから、発芽率が良いという話もあります(真偽は定かではないですが)。発芽の揃いが良いという傾向もあります(発芽が揃うのは、作物の生育時期がそろい、作業の作業性を高めるため、結構大事)。

 

どういった種を選ぶと良いかと言うと、初心者のかたは普及しているものを選ぶのが無難だと思います。価格も安いですし、周りに作っている方もいると思います。

近くのホームセンターで売っているものが基本的には無難なものだも思うので、それで良いかと思います。

心配な方は地元の農業改良普及所に電話で聞いてみたり、種苗会社などにインターネットで問い合わせるのも良いかと思います。

 

ちょっと慣れてきた方だと、作りたい品質に合わせた種を買うと良いと思います。

家庭菜園クラスだと美味しい物を作りたいんじゃないでしょうか?

普及しているものは基本的に作りやすいという特性があるので、美味しい種はまた違うことがあります。ただ、美味しい種は作るのがちょっと難しい傾向があるので、初めからチャレンジするよりは栽培に慣れてちょっと頑張って見ようと思うかたにお勧めします。

 

販売まで考える方は、出荷先で求められる品質に近くなる種を選んだ方が良いです。

加工用だと重量が重要なことが多く、青果用だと見た目が揃うことが重要なことが多いです。販売まで考える規模でやるなら、相談して種を決めた方が良いかもしれません。

また、長い期間収穫するのであれば同じ野菜でも違う種を使うことで収穫期間を長くする必要があります。種によって暑さに強い、寒さに強いなどあるので、その辺りも調べてやると、凝りだした人には面白いと思います。

 

今回は以上です。

よろしければ、また見てやってください。