農家人口について
こんばんは。
まーくんです。
今回は農家人口について書きたいと思います。
農業人口5年で2割減 15年調査、高齢化で離農進む: 日本経済新聞
この記事にあるように、今の農家人口は大体200万人です。
今は高齢化が進み、辞めていく方も増えています。
結構問題視されることが多いですが、私は実はもっと農業人口は減った方が良いと考えています。
と言うのも、大半の農家は最低賃金以下の生産性しかありません。つまり、大して儲かっていないのにやっているんです。
だから、兼業で勤めに出て安定した稼ぎを得つつ、農業もやるというスタンスが日本では主流になっています。
まあ、利にかなっているとは思いますが、これでは法人や意欲的な新規就農者に良い農地が集まらず、生産性が高まりません。
今の状況で稼げる農業をできるのは世襲でやってて地域での影響力のある人に限定されます。和郷園の木内さんなんかは正にそんなタイプの人ですね。
実際そういった人がいる地域では良いのですが、地域をまとめるとなると、農業技術以外の多種多様なスキルが必要になります。そのため、本当であればそこに法人が入っていき、地域をまきこんで活性化を狙っていくのが良いのではないかと思います。
しかしながら、農村ではしがらみも多く、なかなかそうはいきません。私が思うに、まだ人が多いから、何となく何とかなっているから上手くいかないのだと思います。
なので、もっと農業人口が減ってしまった方が、危機感も強まり、法人の力を求められるようになるのではないかと考えています。
で、その世界は今後間違いなくやって来ると思います。人口が減るのは間違いないので。
職場の周囲を見てるも、あと10年もすればかなり減ってしまうんじゃないかと思います。
農業法人は今のところ大半は儲かっていないだろうというのが私の見立てです。なので、親会社の資本が結構あるところでも撤退してしまうケースが多いです。
しかしながら、今後農業法人への需要が一気に増える可能性があります。ただ、それが具体的にいつかは分からない。
このジレンマを我慢しつつ、やり続けた農業法人は残存者利益で稼げるようになるのでは?
と言うのが私の仮説です。
まあ、私のポジショントークな部分もありますが(笑)
実際、まだ食うに困る状況でもないので、直近(2,3年くらい)は農業人口は減っても問題ないと思います。ただ、減り続けるので、どこかでヤバくなる可能性はあります。
今回は以上です。
よろしければ、また見てやってください。