秋の農作業で抑えたい6つのこと
こんばんは。
まーくんです。
9月に入り、暑さも落ち着きそうですが、今度は台風が心配ですね、、、。
今回は秋の農作業について書きたいと思います。
実りの秋と言われるように秋に収穫出来るものが多いです。
また、冬収穫するものや玉ねぎ、ニンニクなど秋に植えて来年収穫するものなど作付する時期でもあります。
結構忙しい秋の作業ですが、一番気を付けなければならないの
「作付時期を外さない」
ことです。
これから気温が下がってくるとこの時期までに植えないと出荷できるサイズまで大きくならないという事態が発生します。
そのため、作付のリミットを把握し、それに合わせた作業を考える必要があります。
作付時期に関しては地域や品種によって異なるため、近くの種苗屋さんや地域の農業事務所などに聞いてみると良いです。同じ作物でも品種によって作付の適期が違うので、確認して使ってください。また、品種を変えることで同じ作物を長い期間収穫することも狙えます。
また、
「秋は通常雨が多い」
ので、それも踏まえてより前倒しに作業を考えた方が無難だと思います(玉ねぎとか、一部の作物は寒くなる前に大きくなりすぎると良くないものもあるので、その辺り調べておく必要あります)。
気温が下がって雨が続くと畑が乾かず、作業が進まないってこともあるので注意が必要です。特にトラクターなど、農業機械は畑が乾かずに焦って作業すると土をねって逆効果になる可能性もあります。
「霜に気をつける」
秋が深まって寒くなってくると霜が降ります。
秋に収穫するものの多くは霜でダメになってしまうケースが多い為、霜が降る前に収穫する必要があります。
霜が降る時期も地域によって違います。気象庁のデータなどで確認し、作業の目安をつけ、計画を立てて作業を進めていきましょう。
「台風対策」
夏場も来ますが、秋の方が強い台風が日本に上陸しやすくなります。
台風によって作付したものがやられてしまう。ハウスなど施設が破損してしまう可能性はあります。私の農場も昨年の台風で作付したものが壊滅しました。
対策として
- 台風が通常来るのは10月上旬までなので、それまでに収穫を終わらせる
- 10月上旬以降に作付を進める
- 台風が来る前に風で飛びそうなものは片づける
- 台風が来る前にハウスのビニールは閉めて風が入らないようにする。
- かなり風が強い予報の場合、最悪、ビニールを破ってパイプを守る
- 共済に加入し、リスクヘッジする。
などがあげられます。できることはやっといて出来るだけ被害を少なくしましょう。
いろいろ秋作の大変な部分を書きましたが、秋作のメリットもたくさんあります。
「秋作のメリット」
多くの作物は生育が進むに連れて適温が下がるケースが多いです。なので、秋に作付する方が春に作付するより美味しいものが作りやすいと思います。また、気温が下がることで春夏に収穫するものより収穫適期が長くなるのもメリットです。
体も動かしやすくなりますし、農作業楽しんでやりたい時期です。
農作業を楽しむためにも、計画をしっかり考え、実行していきましょう。
ちなみに、秋の作業の予定は夏の暑い時間にやることで夏場の体力温存と秋の作業に注力する準備を私は行っています。
「秋の農作業着」
夏から秋になり、朝夕は肌寒くなってきます。
そのため、ヤッケなどでちょっとした保温や風よけ、朝露で服が濡れて冷えるのを防ぐのは有効です。
9月中はまだ日中暑いので夏場の服にヤッケをはおり、暑ければヤッケを脱ぐ。
彼岸すぎ辺りからより涼しくなってくるので、そしたら上は
[rakuten:workman:10001180:detail]
下は
[rakuten:workman:10000266:detail]
こんな感じで作業しています。
以上です。
体も動かしやすくなる時期ですし、動きやすい服装で思いっきり農作業を楽しみましょう。
あ、あと気温が下がって体も冷えるので、作業前後のストレッチや準備運動をしておくとけがの予防になります。